暖炉・薪ストーブは煙突が重要です。
煙突はただ煙を排出するためのものではなく、ストーブの性能や安全性を左右する重要なものです。暖炉・薪ストーブが正常に、安全に使用できるかどうかは煙突にかかっているといっても過言ではありません。
適切なドラフト効果により暖炉・薪ストーブは本来の性能を発揮します。
そのことから、暖炉・薪ストーブを使用するうえで、ドラフトを起こすことが最も重要と言えます。
ドラフト（上昇気流）とは、暖かい空気が軽い性質から空気が上昇していくことで起きる現象です。
煙突内外の温度差が大きいほど強いドラフトが発生します。そのため、煙突内の温度を高温に保つことで効率良くドラフトを発生させることが出来ます。
メトスプランニングが取扱う煙突にはシングル煙突、断熱二重煙突、エアシールド（空気層二重）煙突の3種類があります。
シングル煙突
表面温度が高くなるため、室内で使用することで、ストーブだけではなく煙突からも輻射熱を発し、より暖房効果が期待出来ると言えます。
しかしその反面、断熱性には劣るため、外気によって冷やされてドラフトが起こりにくくなったり、煤が溜まりやすくなります。
断熱二重煙突
煙突が二重になっており、煙突と煙突の間には断熱材が入っています。
そのため、断熱性に優れており、貫通部分などの隠蔽部や屋外に適しています。
屋外では外気に影響されにくく、高温を保てることで強いドラフトを維持し、煤も溜まりにくいといったメリットがあります。
表面温度は触れる程度にしかならないため、安全ということもあり室内でも使用されます。
ただシングル煙突に比べ、高価になります。
エアシールド（空気二重層）煙突
シングル煙突と断熱二重煙突の間に位置したものです。
断熱性やコストの面でも中間の存在です。
断熱二重煙突と同じく二重になっており、ただ、断熱材は入っておらず、その部分は空気層となっています。
断熱二重煙突より断熱性は劣りますが、その代わりにシングル煙突ほどではありませんが輻射熱を発します。
メトスプランニングが主に取り扱っている煙突は高品質・高性能なMade in JAPANの煙突を使用しています。
強い風や雨量の多い日本の気候に合った特許取得構造の煙突や雨仕舞部材など、機能性と美しさを兼ね備えた歴史ある煙突メーカーです。
煙突は一度取り付けると簡単に手を加えられないものです。
暖炉・薪ストーブの本体と共に何十年と使っていただける確かな商品をお勧めします。